前回東京出張に行きいろいろなおみやげお菓子を仕入れて参りました。
今回からちょびちょびとそのレビューをやっていきたいと思います。
よろしければ前回の出張に関しての記事もご覧ください。
今回のご紹介するお土産は珍しい手作り最中(もなか)が作れるお菓子です。
今回のおみやげは?
和菓子メーカーHIGASHIYAの最中です!
どんなお菓子?
HIGASHIYAさんは東京の目黒区に本社を持つお菓子メーカーです。
公式HPはかなり洗練されていて、和の雰囲気と今風のデザインをうまく融合させています。こういうページを考えるデザイナーさんはすごい。
会社概要を見ても創業の年とかが書いてないので比較的新しい和菓子屋さんなのかな?とも思います。
最中のほかにも羊羹、カステラ、落雁、おこしなど多種の和菓子を取り揃えています。
東京まで行けない方はこちらのオンラインショップでのご購入も可能です。
余談ですがショップの中にココアの落雁なるものが季節限定商品であって、すごく気になりました。今度買ってこようっと。
今回ご紹介する最中ですが、以下のように解説されています。
お召し上がりの際に餡と最中種を合わせて作るスティックタイプの手作り最中──。
細長く繊細な種(皮)から、厳選した素材でつくった贅沢な餡、お召し上がり方にいたるまで、
伝統的な和菓子でありながら、ほかにはないスティックタイプの形状やパッケージにもこだわった新しいカタチの最中です。
いろんなところにこだわりを感じる最中ですね。スティックタイプというのはかなりの独自性があると思います。
ちなみにお値段は以下のようになっています。
各味(大納言、黒胡麻、紫芋、蜂蜜、杏子、落花生、甘酒)1箱864円。
3箱パック(大納言、黒胡麻、紫芋または蜂蜜、杏子、落花生)1個2,592円。
甘酒味を抜いた6箱パックが5,940円となっております。
最中は1箱に2本入っているので単純計算で1本あたり432円です。なかなかお高い。
ちなみに今回は羽田空港の期間限定出店で購入いたしました。
パッケージ紹介
なんでかというと羽田空港の限定出店ではそれしか売ってなかったからとだけ。
パッケージ外装は高級感ある厚手の和紙っぽいです。
デザインはかなりシンプルで多くを語らない感じです。家の内装というか壁紙をこれにしたい。
とりあえず下の黒い箱を開けていきます。
中には最中種の入った袋(手違いで裏面の乾燥剤が見えている)と餡の入った袋が入っています。
他には作り方の説明書も入っています。英語にも対応しており親切ですね。
読んでみると最中の記事に餡子を流し入れる感じ。読んだ感じ簡単なのでイメトレはバッチリですね。
とりあえず最中棒を開封して最中を作っていきます。
作成と実食ー黒胡麻餡編ー
開封してみます。
めっちゃ黒い!!!
成分を見てみると竹炭を練り込んでいるらしいです。そりゃ黒い。
黒い最中って見たことないので新鮮です。
では餡子を塗って最中を作ってみます
...いやなんかね?
すっごく難しい!
なんでかというと
・まず餡子の粘度が高くて袋の口からなかなか出てこない
・出てくる餡子の量にムラがあるのでキレイに乗せられない
・餡子が多く、使い切ろうと思うと最中生地からオーバーフローする
たぶんなんですけど、餡子の入った袋をあらかじめ湯煎等で温めておくといいかもしれません。もしくは袋の切り口を切る幅を少なくするとか。
案の定、はさむと横からはみ出ました。
1本は会社の隣の席の人にあげたんですが、かなりうまく塗ってました。器用。
多分これが正解例の塗りでしょう。
実際に最中生地でサンドして食べてみるとすごく美味しい!まとめると
・最中生地が焼きたてなんじゃないかってくらいサクサク。というかザクザク。
・餡子から黒ごまの香ばしい風味がする。美味しい。
・餡子が甘さ控えめでごまの味が引きたてている。
ちなみに最中の生地部分は生地の味で炭の味とかはしません。
作成と実食ー紫芋餡編ー
パッケージについては黒胡麻のものとさほど変わりません。
塗り2回目ですが、やっぱりはみ出ました。なぜだ...
紫芋味は餡が鮮やかな紫色です。見ていて高貴な気持ちになります。
食べた感想は、最中生地は同じくザクザクで、餡はスイートポテトのような味がします。かなり甘めで、甘いものをガッツリ食べたいときにおススメです。
作成と実食ー大納言粒餡編ー
パッケージに関しては割愛。半分を隣人に分けた後に撮影しているので1セットのみです。
3本目ともなるとさすがに塗りが上手くなってきます。この時にようやく(画面の)右から左に塗れば上手くいくことに気づきました。
でもやっぱりちょっとはみ出ましたね。なかなかキレイに挟み込むのは難しいようです。
大納言粒餡はかなり甘く、小豆の味を存分に感じられるので、餡子好きにはたまらないクオリティとなっています。当然こちらの皮もザクザクで最高級のスタンダードな最中を味わうことが可能です。
正直、これが一番好きです。
総合評価
9.7点/10.0点
・高級な最中というのはこうあるべきというのを教えてくれる
・手作りの楽しさがある
・味の種類が多い
・最中種がザクザクで美味しい
・1箱2本は少ない
・作ってる時に最中の粉まみれになる
とっても美味しいので、気になった方は店舗かオンラインで購入してみてはいかがでしょうか?
おまけ
実はHIGASHIYAさんのお菓子はもう一種類買ってきていました。
それがこちらのおこしです。
解説は以下↓↓↓
良質の米を原料に、永く受け継がれた製法でつくりあげた“おこし”はいつまでも変わらない伝統の菓子です。
その歴史は、平安時代に「オコシゴメ」の名が見られるほど古く、いわば菓子の原点とも言えるもの。
現代でもその名前から「身を興し、名を興し、家興し」というように、
縁起のよい菓子としてご進物や手みやげとしても愛され親しまれています。HIGASHIYAでは、さまざまな素材と香ばしい糒(ほしい)を組み合わせ、歯ごたえよく仕上げました。
甘さとコクのある「蕎麦の実」、さわやかで刺激のある味わいの「生姜」、
独特な風味と旨味が特徴の「大徳寺納豆」、3つの味をお愉しみいただけます。
おこしの起源も知れて少し勉強にもなります。
実写パッケージはこちら
キレイな紋章が描かれた缶に入っています。
裏面はこんな感じ。今回は生姜味を買っています。
蓋の下にコインを差し込みひねって開けてくださいとありますが、特に何もしなくても開きました。
中身はこんな感じ。20個入りで1,728円です。
違う場所で撮影したせいか、暗い感じになってしまいました。ほんとはもっと明るい色をしています。
開けると生姜のいい匂いがします。
中身は一般的なおこしっぽいです。緑色のは原材料を見るにカボチャの種かな?
おこしはかなり生姜の味が効いていて、体が温まるような気がします。食感は少し固めでカボチャの種部分も固めです。固い食感が好きな私にとってはベストマッチング。
味は生姜糖のようなものでコーティングされているのか、甘く香ばしくて美味しいです。
こちらのおこしですが缶がそんなに大きくなくて運びやすく、数も入っているので配るおみやげとしては最適なのではないでしょうか?
今回は以上!ほかにもどんどんお土産を紹介していくのでお楽しみに!