みなさんこんにちは!
本日のお話は、最近購入したゲーミングチェアーのレビューです。これからゲーミングチェアーを買う人の参考になれば幸いです。よければ見ていってください!
デスクの椅子問題
5年使っていた椅子に限界を感じました。
初めての1人暮らしの際、ニトリで8000円くらいで買った椅子なのですが、最近どうも長時間座っていると背中や腰、はたまたお腹までが痛くなる事態になっていました。
背中や腰はまあ我慢すれば何とかなるのですが、お腹が痛くなるのが辛い。原因は何かというとおそらく背中や腰の凝りからくるもの(ネット調べ)のようで、その解決策としてたまたま友人からもらったマッサージチェアアタッチメントを椅子に取り付けて使っていたわけです(詳しくは過去記事参照)。
ただ実際の椅子を見てもらえるとわかるんですが、アタッチメントを付けていると非常に座り心地が悪いわけで、マッサージによりお腹の痛みを改善できても姿勢が変なことになるわけです。
そうすると今度は体の別の場所が痛くなってくるわけなんですね。
そもそもマッサージチェアーは対処療法で限界があります。なので今回は思い切って根本解決を図ることにしました。
つまり新しい椅子の購入です。
今の椅子が辛いと思っていたころから、買い替えるならどんな椅子にしようかなと考えてはいたのですが、いかんせんいい椅子というものはお高い傾向にあります。
一番いいなと思ったのは、漫画家さんとかが使っているこちらの商品。
エルゴヒューマンプロなんですがお値段なんと10万円。将来の体のためとはいえちょっと手は出しにくい お値段です。
高級オフィスチェアーはちょっと厳しいということになると、手ごろなお値段の良い椅子としてはゲーミングチェアーが挙がることになります。
こんな感じのですね。
ゲーミングチェアーは高級オフィスチェアーとは違い、だいたい2万~5万円くらいで買うことが可能です。この椅子はその名の通り長い時間ゲームを行うために開発された椅子なので、座り心地は抜群のはず...
なので今回は、その中から選ぶことにしました。
買う椅子の選考基準と買った椅子
結論から言うとnoblechairs EPICというゲーミングチェアーを買いました。
この椅子はドイツの PC系商社Casekingが手掛ける椅子で、元プロゲーマーの方がゲーマーのことを考えて作った椅子でもあります。
スタイルを選ばないゲーミングチェアの大本命。ドイツ「noblechairs」を試す - エルミタージュ秋葉原
この記事を読んでいると、この方のゲームをする椅子に対しての並々ならぬ熱意が伝わってきて、非常に良いものであることが分かります。
そして椅子の仕様を見ていると、どうやら私が掲げていた条件に合致するものでもありました。
・座っていて体に不調が起こらない
・長時間ゲームができる
・蒸れない
・そこそこ倒れる
また、Amazonや楽天のレビューを読んでみて他のゲーミングチェアーは悪い意見(初期不良など)がいろいろ書かれていたりするのですが、このnoblechairs EPICに関してはかなり少ない印象を受けました。
というわけでこのゲーミングチェアーを買うに至ったわけです。
購入場所は楽天市場。Amazonと楽天でそんなに価格が変わらなかったのでポイントがいっぱい付く楽天にしました。
実際の購入金額は以下の通り。
楽天だといろいろエントリーしてSPUかければ、ポイントでの戻りがすごいのでおススメです。
けっこうお得に買えたんじゃないかなと思ってます。
椅子の運搬&開封
まずこのnoblechairs EPIC、最初に大変な難所があります。
そう、運搬です。
30kg近い椅子を自分の部屋の組み立てるスペースまで持ってこないといけません。
筆者はエレベーターなしの4階に住んでおり、運搬のことは基本考えたくありません。
なので、運送業者(今回は佐川)にもってきてもらおうと思ったのですが...
なんと、1人でいらっしゃったので僕も運搬員をやることになりました。
昨今は人手不足ですからね。しょうがない。
というわけで持ってきたのですが、めちゃくちゃ重くて腰を悪くしそうでした。
身体を労わるために買った椅子で痛めそうになるとはこれ如何に。
実物がこちら。
箱を立てると腰くらいの高さになります。正直、箱の外装が少し汚いのとけが防止のために軍手を装備したほうがいいかもしれません。
箱の横はこんな感じ。椅子のイメージを教えてくれます。
箱の上面。noblechairのこの丸っぽいフォント結構好きです。
開けてみるとこんな感じ。
なんかこの時点ですごいごみの量が予想されたので、ゴミ袋を準備しました。
一枚目のスチロールを剥がすと背もたれがお目見えします。けっこう包装は厳重です。
とりあえず箱の中身を全部出して、箱をたたんで公共(というか自治体)の資源庫に放り込みます。
空箱があまりにも大きすぎて、狭い部屋では組み立てスペースがなくなってしまうので早々に処分です。
というわけで、次からは組み立てです。
1人で組み立ててみた
説明書の推奨は2人ということでしたが、ネットの記事を見ると1人でもいけました的な声があったので。1人で組み立てることにしました。決して友達がいないとかそういうことではありません。ほんとだよ。
というかこの説明書は説明文が皆無。絵を見るだけでどの国の人でも組み立てられるように配慮しているのでしょうか?だとしたら素晴らしい。
とりあえず組み立て時間を計っていきたいと思います。
はたして非力成人男性1人で何分かかるのか?
最初は椅子の座面に椅子の高さや角度を調節するアタッチメントを装着します。
矢印の位置に乗せてねじを締める感じですね。
アタッチメントを設置します。
ちなみに下の座面はひっくり返ってはいますが肘置きの部分が安定するので大丈夫です。
ねじはこの小型アタッチメントがまとめられたお道具箱に収納されています。
このパッキングされたねじを使います。取り出すときに手を切らないように注意してください。
ちなみに各ねじとも1本予備があるので1本はなくしても大丈夫です。
ねじは最初手回しで、そのあとは六角レンチで締めていきます。4本あったのでなんとなく対角で締めました。職業病。
とりあえず座面はこれで良し。
次は足を作っていきます。星形の足の先にキャスターを差し込むようです。
が...なかなか固い...。普通に押し込んでも入りません。下は入っていない例です。
で、こっちが正解。銀のところがなくなっていると思います。
途中で上から下向きにキャスターを入れるよりも、横から差し込めば簡単に入ることに気づきました。皆様はこうやって差し込んでください。
次はできた足にガスシリンダーとそれを防護するため?のカップをつけていきます。
両方とも指定の向きに差し込むだけなので特に問題なし。
そんでもって、このシリンダーに座面をドッキングします。これがかなり重いです。
女性ではちょっと難しいかもしれません。
次はいよいよ背もたれをつけていきます。
最初に背もたれの横についているねじを外します。
ねじを外した後は座面側の背もたれの角度調節するところを、背もたれがつけやすいように90°に起こします。
説明書を見るとなんか危なそうな感じがする...ただ文字がないので具体的にどうなるかがわかりにくい。
試しに右のレバーを押し上げてみると、背もたれをつけるところが赤矢印のように勢いよく動きました。
これ、マジで危ないですね...
レバーを上から引き上げるようにすると手を挟むし、レバー操作の時に顔とか近づけていると傷物になりそうです。みなさんは組み立てるとき注意してください。
ちなみに逆側はそういうギミックとかはなく、普通に手で動かすだけです。
とりあえず両方とも90°っぽく立てました。
座面は少しきつめにすっぽりと収まるので、ねじは止めやすかったです。想定していたよりは簡単でした。
指定の位置のねじを締めたら次はカバーをつけます。
こちらははめてねじ止めするだけですね。
ここまできたらあと少しです。頭と腰部分のクッションをつけます。
各クッションにはゴム紐とフックがついており、それを使ってクッションを椅子に固定します。
紐は後ろに回すため、横の隙間から後ろにまわして固定します。
とりつけるとこんな感じ。
頭のクッションは個人の身長によって、背もたれの穴の部分で固定するか、背もたれ上の出っ張り部分で固定するかは分かれるところかなと思います。
最後に椅子の高さを調節するところと、リクライニングのロック部分にプラスチックのレバー?を差します。
これで組み立ては終わりです!お疲れさまでした。
ちなみに所要時間は
約1時間くらいですね。写真撮りながらやっていたので実際はもっと早くなるかもです。
実際に座ってみた感想
いろいろ良いところや悪いところについて話していきます。
・肘置きについて
肘置きにはボタンが2つついております。
上記写真左のボタンを押すと、下記写真のように肘置きの角度が変えられます。
これが非常に便利で、座って肘を置いた時に角度があるとすごい楽なんですよね。
なんというか自然に肘を置ける安心感みたいなのがあります。
右の方は肘掛の距離を変えることができ、小柄な人には肘置きを狭め、大柄な人には肘置きを広げるなんてことができます。
素材はゴツゴツのプラスチックに見えますが、実は柔らかかったりします。
この柔らかさがあるおかげで、肘を置いていても痛くなったりはしません。
前の椅子はザラザラでゴツゴツだったので、皮膚をちょっと傷めてましたが、そんなことはもうないのが嬉しいですね。
ちなみに悪いこととしては、この肘置きに足が当たると、勝手に角度が変わるところですかね。わりと頻繁にあたって角度が変わるので、緩くならないか心配なところではあります。
・座った時の高さについて
筆者は身長166cmですが、この椅子の高さを限界まで下げてギリギリ足がつく感じです。私以上に小柄だと、足は浮くかもしれませんね。
身長165cm以下の人はフットレストとかがないと、厳しいかもですね。
・座りごこちについて
この椅子は革なので、蒸れるかと思いますが、パンチングレザーのおかげで全然蒸れません。これすごい技術だよね。
座面はかなり固めですが、これが不思議と何時間でも座れる硬さなんですよね。
クッションもついていると姿勢も安定するので、座っていてお腹が痛くなることもなくなりました。健康面が改善されるのはかなり大きいです。
・リクライニングについて
想像してたよりもけっこう倒れます。
ここからさらに座面の角度を変えて、若干ロッキングチェアーっぽくなるのでさらに倒れます。これは寝れる。
クッションも寝姿勢の体の隙間を埋めてくれるので、とても気持ちがいいです。
この椅子無敵か?
・臭いとか
箱を開けた時はなんか臭ったような気がしましたが、椅子自体は特に臭いはしません。他のゲーミングチェアーは革の臭いが独特とかの見解があったので、その辺は気にならなくて良かったと思います。
これから買う人へのアドバイス
・めっちゃゴミが出るので買うタイミングを考えよう
内装でこれくらいゴミが出るので、次の日がごみ収集日だといいですね。これの他に巨大な箱があります。
・ある程度、組み立て用品を準備しよう
軍手、ドライバーは自前のがあるとすごく楽だと思います。あと用品ではないですが、友達とかにお手伝いしてもらうといいですね。
その他気になったことなど
・ロゴが若干ずれていた
正直椅子が良すぎてそんなに気にならないですが、ロゴが若干斜めに配置されています。製造上のミスかとは思いますが、几帳面な人は気になるかもしれませんね。
他にも気になることがあったり、特徴を見つけたりしたら記事を更新していこうと思います。
忙しい人向けのレビューまとめ
良いところ
・座りごごちが良すぎる。固い座面なのに何時間も座れる。一生モノの椅子。
・革製品なのに通気性良し、座った後は暖かい
・肘置きが程よい硬さで角度調節可能
・背もたれはお昼寝に最適な角度まで倒れる、座面の角度調整で体感は180°近く倒れる
・背もたれは前傾姿勢も可能、オフィスワーク向きでもある
悪いところ
・値段が高い
・少しの衝撃で肘置きの角度が変わる
・動かすときに重い
・座り始めが冷たい
・座面が高いので推奨身長165cm以上、それ以下の人はフットレストとかが必要
・商品が入っている箱が30kg、さらに組み立てで若干危ない箇所がある
その他
・組み立て時間は非力成人男性1人で約1時間。
買うときの参考になれば幸いです。
みなさんも将来の体への投資と考えて購入してみてはいかがでしょうか?