今回のお題目は以下の通りです。よろしくお願いします。
- 宝石が欲しい
- 宝石のようなお菓子を即決で買った件
- パッケージ紹介
- カシス、カラメル、アップルシナモン味の鉱石
- ミント、カラメル味の宝石
- シャンパーニュ、ミント、ラズベリー味の宝石
- ラズベリー、カラメル、レモン味の宝石
- シャンパーニュ、ミント、ブルーベリー、黒ごま味の鉱石
- ラ・フランス、レモン、ぶどう、アップルシナモン、ピーチココナッツ味の宝石
- おわりに
宝石が欲しい
突然ですが、みなさん宝石は好きですか?
私は好きです。というか嫌いな人いるのか?
好きといっても価値的な意味で好きというわけではなく、その宝石独特の輝きや色、その宝石にまつわる物語なんかが好きです。
宝石は欲しいんですけど、いかんせん値段が高い。
私の好きな宝石の1つにアレキサンドライトがあるんですが、楽天で調べたところお値段なんと13,200,000円でした。
ていうか楽天で宝石売ってるのか...なんでもありますね。
安月給のサラリーマンでは当然買えるわけもなく、もうイミテーションでもいいかなと思っていたそのころ、ネットの海をさまよっていたらこんなものを見つけました。
こうぶつヲカシ | harapecolab online shop - ハラペコラボ オンラインショップ -
なんとこちら食べられる宝石(もとい鉱石)です。というか最初は本物の宝石が箱に入っているのかと思いました。
食べられるということで、何でできているかと調べてみると、どうやら琥珀糖でできているようです。琥珀糖とは何ぞやに関しては以下記事参照。
当初はコレクション目的で宝石を集めたいと思っていましたが、筆者は珍しいお菓子が大好きなので、即座に欲しいと思ってしまいました。
宝石のようなお菓子を即決で買った件
買いました。即決です。記事を見てから決済まで数分。
注文したのが10月中盤くらいで、届いたのがだいたい11月の中盤なので、注文から約1カ月で届きました。
確か記憶では11月限定の商品を注文したと思います。
内容物はこんな感じでした。
ついてきた紙袋がかなりシンプルでオシャレだったので、女性にプレゼントするときには重宝するかなって思います。
取り扱いについての説明書も入っています。
気をつけなければいけないのが、このこうぶつオカシは常温で保管する必要があるということです。保存状態が悪いと水分が出てデロデロになるんでしょうか?
理系的な推測をすると寒天の網目のような構造が温度で伸縮して水が外に出てくるとかかなと思います。
冬とかは外気が冷蔵庫並みになる地域では、その時期の注文は控えた方がいいかもしれません。配送時に冷やされて、部屋内で常温に戻るので。
ちなみに今回の配達時の気温は10℃を切るくらいでしたが、特に問題はありませんでした。
中に入っているパンフレットやポストカードはすごいキレイで見てるだけで楽しめます。
暖かみのある文章が記されたメッセージカードも入っております。
記されている通り、添加物が入っていないようなので早めに食べましょう。
パッケージ紹介
本題のこうぶつヲカシのパッケージはこちら。
化合物をモチーフにしているっぽいロゴデザインはかなりイカしていると思います。ただ私は無機化学専攻なので、有機は微妙な知識しかありません。たぶん1,3-フェニルシクロヘキセンが元になっているのでしょうか?教えて有機詳しい人ー!
裏面は成分表。製造者を見るに、福岡からこの筆者が住む北の大地まで来たようです。長旅おつかれさまです。
琥珀糖は基本的に砂糖なので、カロリーはお高めです。ダイエット中の方はご注意。
開けてみるとさながら劇場シアターのような外装です。こんなオシャレな箱は初めて見ました。
食べた後小物入れとして使います。
で、いよいよ登場!こちらがこうぶつヲカシです!
すげーーー!!!本当に宝石だ!
カットがすごいキレイで輝いて見えます。たぶん本物の宝石のカットを参考にしているのでしょう。
鉱石っぽいほうはRPGの世界でよく素材として出てくる感じのやつです。見てるだけでテンションが上がりますね。
見た目を楽しんだところで、味の方はどうなのか?
実際に食べていきます。
カシス、カラメル、アップルシナモン味の鉱石
見た目はいかにもRPGの洞窟にある武器強化用の鉱石って感じです。
光に透かすと薄桃色に透過してとてもキレイです。なんというかキレイなものを見ているときって心が落ち着きますよね。
食べてみると下の鉱石の土台部分は普通にお砂糖の味。ジャリジャリ感がしてリアルの鉱石の土台の砂っぽいですね。
上の桃色の鉱石部分はカシスとカラメルとシナモンがかなり複雑に絡み合ったお味で若干シナモンが強いかなと思いました。そこにカシスとアップルの風味があるので、なんというか高級なフルーツティーを口に含んでいるような風味です。これは美味しい。
食感は外側がしゃりっとしていて、中はゼリーなので歯がスーッと入る感じでした。
ちなみに、食べる前に半分に切ってみましたが、断面も美しかったです。
勇者が剣で真っ二つにしたかのような切り口。
ミント、カラメル味の宝石
とにかく透き通るような青色。外には金箔っぽいものが振りかけてありとても豪華。宝石みたいですね。
割ったり光にさらしてみると深い青色で深海を思わせるような神秘的な色合いです。
味はミントの清涼感がありつつも、主張しすぎない感じで口当たりはやわらかな琥珀糖になっております。
これは11月の限定商品ですが、夏だけど気温が低い海みたいな雰囲気のこうぶつヲカシでした。
シャンパーニュ、ミント、ラズベリー味の宝石
シャンパーニュとは? │ シャンパーニュのことならM's Salon de Champagne
シャンパーニュとは、フランスのシャンパーニュ地方で造られるスパークリングワインのことです。スパークリングワインは発泡性ワインの総称で、フランスのシャンパーニュ地方以外で造られるスパークリングワインや、他国のスパークリングワインはシャンパーニュではありません。
というわけでワイン味の琥珀糖のようです。わからなくてググってしまいました。
外観はこんな感じ。シャンパーニュの方は大粒のダイヤモンドみたいで美しい。
ミントとラズベリーの方は神秘的な色合いをしています。
両者とも透かすといい感じです。
割ってみると何より断面が美しい。平面の奥に見えるカットがなんかたまらないんですよね。
食べてみると白ワインに近い味わいが徐々に強まり、鼻を抜けていくそんな一品。食べた中で一番大人な味わいかと思います。少々アルコール成分があるような気もするのでお酒が苦手な人はやめた方がいいかな。ちなみに私はお酒苦手ですが、この味は好きでした。
食べている間に思ったのですが、大粒のダイヤモンドを食べているという謎の優越感にも浸ることができます。
ミント、ラズベリーは一瞬先ほど食べたミントと同じかなと思いましたが、気のせいで、かなりラズベリーの風味が含まれていました。けっこう癖があるラズベリーの味なので筆者は好きですが、人を選ぶと思います。
ラズベリー、カラメル、レモン味の宝石
大粒の赤い宝石と正八面体っぽい鉱石の組み合わせです。これが本物のルビーだったらいかのほどの価値になるのやら...
透かすと今日一の輝きです。もうちょいちゃんとしたところで撮影すればインスタ映えも狙えそうです。
どれも断面はクリアに見えます。製造者さんは気泡ができるだけ入らないように気を使っているのでしょうね。
食べてみると、琥珀糖なのに風味はラズベリーの実を食べているのとまったく同じに感じる一品。これだけの風味を出せるのはすごいと思います。
レモンの方はフレーバーが薄くあまりわからなかったです。小さいからでしょうか。
ちなみに、2種類同時に食べるものなのかなと思って試してみましたが、ラズベリーの風味が薄まっただけでした。個別に味わいましょう。
シャンパーニュ、ミント、ブルーベリー、黒ごま味の鉱石
見た目は水晶の鉱床の中にアクアマリンとアメジストがのっかっているような見た目ですね。このままゲームに出せそうなビジュアルをしてます。
光にさらした時の紫色がめっちゃ映えますね。
これは直感的に、全部一口で食べるものかと思ったので、切り分けたりはしていません。
白い鉱床は2個前に食べたシャンパーニュなので風味豊かな白ワインぽい味です、そこにさらにミントの清涼感とブルーベリーの香りが口の中でブレンドされます。
ベリーと白ワインの組み合わせ自体が初めての味わいでしたが、そこにミントも合わさることで後味もスッキリさせてくれます。美味しい!
こういう飲み物あったら売れるだろうなぁ...と思いました。
ラ・フランス、レモン、ぶどう、アップルシナモン、ピーチココナッツ味の宝石
最後はいろいろな宝石の詰め合わせセットです。
この中では一番緑色が映えました。
写真左から順に紹介していきます。
アップルシナモンは一番最初に食べたものとあまり変わりはありません。普通に美味しいです。
レモンとぶどうは正直どれがレモンでどれがぶどうだったがわかりませんでした。琥珀糖としてすごくおいしかったです。
ピーチココナッツはかなり独特な味わいです。ココナッツジュースにピーチのまろやかさというかまったりさが加わり、さながら南国のビーチでリラックスしているような印象を与えてくれます。
以外だったのがこの深い青緑色の宝石はラフランス味ということですね。良い感じにお酒の風味があり、さながらラフランスのリキュールを飲んでいるかのようです。さらにそこにシャリシャリ間が加わり、食感でも楽しませてくれます。食べた中ではこれが最推しかもしれません。
おわりに
全部美味しかったです!ごちそうさまでした。
また一つ珍しいお菓子への見識が広まった気がします。
この素晴らしいこうぶつヲカシを製造しているハラペコラボさんの並々ならぬ琥珀糖への情熱や製造の過程は、以下のホームページから知ることができます。食べる前にこちらを読んでおくと、また一つ味わいが変わるかもしれません。
また、珍しいお菓子が手に入りましたらご紹介いたします。
それでは次回!