先日、私の勤めている会社から定年で辞められる方が出てきまして、お別れの品としてお菓子を持ってきてくださいました。
それがこちら。
三星は明治31年に北海道の小樽で創業した、歴史のあるお菓子屋さんです。
北海道の道央や道南に店舗があり、主にハスカップのお菓子を販売しています。
一番有名なのはハスカップを使ったロールケーキの「よいとまけ」ですね。
よいとまけは日本一食べにくいロールケーキとして有名です。
実際に食べたことがありますが、ほんとに食べにくく、手がベッタベタになります。ちなみにお味はそこそこなのであまり買いません。
今回はそのよいとまけではなく、もう少し食べやすいお菓子である、ハスカップランドについてご紹介します。
ハスカップランドの紹介について公式ホームページは以下の通り。
三星(みつぼし)のハスカップスイーツ|ハスカップランド~北海道産ハスカップジャム入りのブッセ~
特別に研究された、ふんわりやさしいブッセ生地にサンドされた、ハスカップジャムとまろやかなクリーム。ほんわかとした暖かみのあるお菓子です。
生地の配合に試行錯誤重ねた結果、一般的なブッセ生地にありがちな「ボソッ」とパサついた食感ではなく、ふんわり・しっとりしたスポンジを実現しました。
温度や湿度によっても極端に出来が変わる大変デリケートな生地の為、一年を通しての安定した製品作りには、常に微調整を加え神経を使って焼き上げています。ふわふわの軽いスポンジにサンドするのは、バタークリームとみつぼし自慢のハスカップジャム。ハスカップと乳製品はとても好相性。
バタークリームが生み出すコクと、ハスカップ特有の甘酸っぱさが絶妙のハーモニーを奏でてくれます。直径が約8~9cmと立派なサイズ。軽い食感ながら、ズシッとした食べ応えです。
パサつきがないブッセというのは珍しいですね。また、かなり製法に気を使っているお菓子というのが文面からわかります。
バターとジャムも美味しそうですし、満足感もありそうで食べるのが楽しみです。
価格は5個入りで839円。10個と15個入りはそれぞれ価格が2倍、3倍になっている感じです。お値段はそこそこ。
小分けパッケージ紹介。
パッケージ表面。なんとなく遺跡の壁画みたいな文字ですね。ちょっと怖い。
裏面は成分表示とかです。1個で381kcalと、かなり満足感がある内容になっています。
賞味期限でバレたかもしれませんが、実は食べてからこの記事を書くまでに半年以上の月日が流れています。すっかり書くのを忘れていました(食べた感想自体は、食べた時に書いています)。
中身はこんな感じ。
なんというか月面みたいですね。ゴツゴツした印象に見えますが、触ってみた感じはふわふわです。
半分に切ってみました。
中にはバタークリームとハスカップジャムがふんだんに入っています。ハスカップジャムはかなり粘度があり、その濃厚さが伺い知れます。
食べてみると、生地の部分は紹介の通りふんわりですが、あまりしっとりとしてはいないような気がします。あくまで、ブッセの範囲内という感じです。
ただ、生地自体は外側がほろほろの砂糖菓子のようになっており、ふんわり感とのアクセントになっています。生地だけですでに美味しいです!
中のバタークリームはバターの風味が濃厚で、甘さは控えめです。生地と甘さの対比になっていて、ハスカップジャムという本丸に攻め込むまでのクッションの役目になっています。
ハスカップジャムは少し酸味が強めの濃厚なジャムです。生のハスカップの酸っぱさをそのまま体現しています。これはかなり美味しいです!生地はかなり甘いのですが、このジャムのおかげで、重いお菓子のように見えながら、後味はかなりスッキリです。
ただ、スッキリというもののさすがに381kcalもあるので、満足感はかなりあります。すぐにお腹いっぱいになったので、1日に1個が限界ですかね。
とても美味しいお菓子なので、みなさんも食べてみてはいかがでしょうか?
購入先はこちら↓↓↓