1か月ほど前に武田/モデルナ社の新型コロナワクチンの1回目の接種を行いました。
今回はその記事の続きで、2回目の接種とその後の体調変化について記していきたいと思います。
※あくまでこちらは一個人の体験記であり、他の方ではブログ内に書かれる症状および薬の効果が違う場合がございます。内容を鵜呑みにせず、必ず自身の判断で対策を実施してください。
二回目接種に向けて準備したもの、心がけた行動
☆スポーツドリンク
けっこう眉唾ものですが、ワクチンの接種前後でスポーツドリンクを飲むと副反応が軽減できるとのことです。
医者側は否定とも肯定とも言えないような意見が散見されていますが、まあ飲んで悪いものでもないので、副反応が減れば儲けものという程度だと思います(ちなみに前回接種時は喉がカラッカラでした)。
ワクチン接種時に飲んだ方がいいスポーツドリンクが話題に!!「アイソトニックかハイポトニックかが重要」 : はちま起稿
とりあえず接種前後で500mlペットボトル1本を飲むことにしました。
飲んだのはこちら。
ちなみに接種後に発熱した場合の飲む用としても多めに買ってます。こちらはついでにスポーツドリンクの飲み比べをしようと思っていろんな種類を買いました(500ml×8本=計4L分)
☆解熱鎮痛剤の用意
前回、腕が痛くて全く動かなかったので、購入を決意。どれでもいいのかと思いましたがそうでもないようです。
解熱鎮痛剤は大きく分けて2種類あり、非ステロイド性消炎鎮痛剤(ロキソニンとか)とアセトアミノフェン(カロナール、バファリンルナなど)に大別されます。どちらもワクチンの副反応に対して効果は一緒なのですが、アセトアミノフェン系の方が比較的体への影響がマイルドとのことです。
なのでアセトアミノフェン系なら何でもいいかと思っていた筆者ですが、思いもよらぬ問題に直面しました。なんと多くの解熱鎮痛剤には無水カフェインが入っている(眠くならないようにするため)のです。筆者はカフェインを接種すると貧血症状になるため、これは避けないといけません。
さらに、アセトアミノフェン系の解熱鎮痛剤は軒並み品薄でさがすのに苦労しました。
探し回った結果、買えたのはこちらの解熱鎮痛剤でした。
アイユニーピュア 小林薬品工業(株)|ドラッグストアで買えるNID PB
あまり聞いたことのない小林薬品製で、アセトアミノフェン系でカフェインも入っていません。今回はこちらを使ってみることにします。
特に健康な方で気にすることがなければ、ロキソニンとかバファリンでいいと思います。
☆氷枕、冷えピタの用意
発熱はかなりの高確率で起こるため、備えておいて損はないかなと思い購入。
☆腕が腫れたとき用の塗り薬の用意
前回、モデルナアームという接種後長期間(2週間程度)にわたって腕の赤みやほてり、痒みの症状があったため用意。と、書きましたが実際は前回皮膚科に行った時のものを継続して使います。
1回目の接種時にモデルナアームの症状があった人は買った方がいいと思います。
市販品だとこちらのようなステロイド系外用薬がいいそうです。
※筆者は医者ではないので保証はしかねます。
接種当日の体調変化
この日は16:00から接種だったので、朝から在宅勤務にし、午前中に掃除や洗濯、洗い物をしました。
15:50 接種会場到着。前回とは違いかなりの混み具合で行列ができていた。整理券的には40人待ちくらい。
16:15 会場に入場。待合室に移動して数分してから、問診を受ける。この間にスポーツドリンクを250mlほど飲んだ。検温、36.4℃。
16:25 接種。接種後スポーツドリンクを250mlほど飲んだ。
16:40 帰宅
17:20 夕飯を食べる。
18:44 検温。35.9℃
19:10 腕に軽くだが鈍い痛みが出始める。少し腕が上げにくくなっているが腕の状態に特に変化はない。
23:19 腕が90°以上上がらなくなる。検温36.1℃。
24:00 就寝
接種翌日の体調変化
7:00 目覚め。倦怠感というよりは体の力が抜けているという感覚。水分補給をして二度寝。腕の接種部位はめちゃくちゃ痛く、ほんの少し赤くなっていた。あとなぜか下半身の皮膚が全体的にヒリヒリしていた。
7:30 悪寒がするので布団にくるまって三度寝
8:30 起床。検温、37.2℃。ここらへんで微熱が出てくる。なお悪寒は消えた。
11:00 検温、37.7℃。あまり熱が出ているという感覚はない。
12:30 熱が上がっていることを自覚し始める。検温、38.2℃。空腹で薬を飲むのは避けたいのでカロリーメイトとバナナ、キウイを食べ薬を飲む。
13:00 このあたりから頭痛が始まる。ただ痛みは弱め。この辺から氷枕を使用し横になる。
15:30 解熱剤の効果が出始める。検温、37.2℃。
17:45 起床。検温38.1℃。解熱剤の効果が切れたようだ。
18:30 食事とともに解熱剤を服用。
20:00 検温37.9℃。本日はここで就寝。最後の方では腕の赤みは増していた。
24:00 空腹で目覚める。ゼリー飲料を飲んで再び就寝。
接種後2日目の体調変化
2:00 前日に寝すぎたせいで眠れなくなる。体調はほどよくいい感じ。前日から感じていた頭痛、皮膚のヒリヒリ感は消えていた。
4:00 検温37.3℃。かなり下がっている。
7:30 検温37.6℃。眠気を感じたので再び就寝。
12:00 検温36.9℃。昼食を食べる。このあたりで解熱剤の服用をやめる。
19:00 検温36.7℃。ここで体調がかなり良くなり普段と変わらなくなったので記録終了。腕に関してはかなり赤くなって熱を持っており、痒い。
接種後3日目以降の腕の状態について
3日目以降は発熱の症状や体調不良がなかったため、腕の状態について記録する。なお塗り薬は毎日塗っている。
3日目
4日目
このあたりが腫れのピークである。
5日目
モデルナアームの赤みはなぜか接種部位よりはるか下に移動する。
6日目
このあたりが痒みのピーク。とにかく冷やしと塗り薬で対抗。
7日目
赤みはほぼ引いてきた。痒みが若干残っている。
8日目
痒みもなくなり、ほぼ完治。ここで記録終了。
感想雑記、まとめなど
・接種前後のスポーツドリンクの接種は特に関係ない気がする。ただ、症状が少ないと言っていた人は前後で1.5Lほど飲んでおり、今回飲んだ量(500ml)が少ない可能性がある。
・スポーツドリンクを8種類飲み比べした結果、グリーンDAKARAとBREAKOUTが美味しかった。というかいっぱい飲めた。これ以外はわりかし味が濃い目で、継続して飲むのがキツかった。
・副反応を抑えるにはプロテインとビタミンCを接種する1週間前から飲んでおくといいらしいとの噂。3回目があれば実践してみる。
・1回目に出たモデルナアームは、2回目も出た。
・炎症かゆみ止めの塗り薬で、モデルナアームはかなり軽減できた(一回目の時の半分の期間で完治)
・発熱の最高値は38.2℃。しかし、通常の風邪症状と違い鼻水や咳がないためさほど辛くない。38.0℃を超えるまでは普通に生活していた。
・氷枕は2個ないとローテーションが組めないので2個買うこと。冷えピタである程度代用可能だが、おでこと後頭部を冷やすのでは後頭部の方が気持ちいい。
・今回使用した解熱鎮痛剤はそこそこ効いた。36錠あるうちの12錠しか使わなかったため、大量に買う必要はないのかも。
以上です。
抗体があると副反応が重くなるとのお話もあるので、3回目はあまり打ちたいと思わないですね。デルタ株に有効性があるなら打たないといけませんが。
皆さんもワクチン接種お気をつけて。