なんというかノスタルジー(郷愁)を誘うような名前のお菓子を頂きました。
それがこちら。
いつか来た道です。ちなみに「この道は」の部分は商品名ではないようです。
ふと思ったのですが、「この道はいつか来た道」と聞くと、今までの楽しかったこと、辛かったこと、乗り越えてきたこと全てが走馬灯のように思い起こされ自然と涙を誘う気がします。
死の間際にはこういうことを思い出すのでしょうか?最後にはいい人生だったと思いたいですね。
さて、話はそれましたがこちら、かの有名な北海道のお菓子メーカーである六花亭から出ているお菓子になります。六花亭の紹介や過去に紹介した記事はこちら。
今回ご紹介するいつか来た道はホームページで以下のように紹介されています。
アカシアのはちみつが隠し味。
香り高い果実「マルメロ」のゼリーとアカシアはちみつを合わせたレモンチョコクリームを、サクサクのパイでサンドしました。
※「マルメロ」は、カリンやりんごに似た、強い香りと甘酸っぱさが特徴の果実です。
初めて聞く味のゼリーが入っているお菓子のようです。ちなみにマルメロはこんな感じらしいです。
西洋かりんと言われており、長野県、青森県、北海道が産地の果実とのこと。
話がまた逸れましたが、こちらのいつか来た道、価格の方は4個、5個、10個入りがありそれぞれ500円、680円、1310円となっています。価格的には非常にリーズナブルなお菓子です。
改めてパッケージ紹介。
表面には札幌時計台の絵が描かれています。イメージの人は札幌が故郷なのでしょうか?
裏面は成分表示。
原材料めちゃくちゃ多いですね...把握しきれない。ちなみに原材料のローマッセというのはマジパンのことだそうです。
賞味期限は買ってから約2週間くらいでした。
開封してみるとこんな感じ。
パイ生地の表面に、ザラメのような砂糖がコーティングされています。甘ーいパイの匂いも感じられます。
横から見るとパイとクリームの厚みがけっこうあります。満足感がありそうな見た目です。
割ってみるとこんな感じ。中の赤いゼリーがマルメロなのでしょうか?
食べてみると、パイ生地はサックサクで歯触りを楽しませてくれます。さらに表面のザラメのような砂糖がザクザク感をプラスしてくれるのでパイ生地だけで2つの食感を楽しめます。
パイ生地の味自体はバターが利いているのと程よい甘さでかなり美味しいです。
クリームは酸味があるのと同時に、フルーティな風味もあります。さらにココアバターの風味もいい感じで交じり合っており、多層的な美味しさです。
中のマルメロの赤いゼリーは口に含むと少し強めの酸味を放って溶けていきます。これ自体がクリームのアクセントの一角を担っているようです。
パイ生地とクリームを一緒に食べると重そうな感じですが、酸味がいい感じに作用していて、バターとクリームの重さが後を引かず、スッとさわやかに去っていきます。一緒に食べると両者の長所が際立って、かなり美味しいです。
不思議なのですが、あまりに後味がすっきり過ぎて、なぜか森の果実をそのまま食べたみたいな錯覚が起きます。これは実際に食べてみないとわからない感覚です。
いつか来た道というのは実は昔に思いをはせているのではなく、森で迷って同じ道に来てしまったのが由来なんじゃないかとふと思いました。
真相はわかりませんが。
今回食べたお菓子「いつか来た道」は六花亭公式サイトや他ECサイトで購入が可能です。皆さんも食べてみてはいかがでしょうか。
☆六花亭公式サイト
☆他ECサイト