みなさん、「爪」切ってますか?
私も切っています。週一で。爪切りというのは身だしなみというか習慣化されたエチケットみたいなものですので、切らない人は(たぶん)いないと思います。
爪切り自体は大して革新のないルーティーンと思っていた私ですが、知らないうちに時代は進歩し、もう「爪は切らない」時代になっていました。
そんな新時代を教えてくれた爪切り?がこちら。
切らない爪切り「爪王」です。
こちらは松本金型株式会社というところで製造されている爪切りです。
上記リンクを見てもらえればわかるのですが、プラスチックの金型メーカーで、その技術を生かし、高性能な耳かきや舌ブラシを手掛けています。
今回紹介する爪王について、公式では以下のように書かれています。
爪切りは削る時代!!
金型技術から生まれた新発想のつめけずり
パチン、パチンと切ってたら、割れ爪はあるし、深爪もします。おまけに2枚爪まで起こる始末。これは、爪の表面が3層で出来ているため、パチンと先端を切った瞬間、層が剥がれやすくなるからです。
そこで登場したのが「切らないつめきり」です。「魔法のつめけずり」「爪王」はみるみる削れて、爪粉は本体内部に入ります。しかも、削った先端部は「キラッ」と輝く仕上がりに。
爪って三層(背爪、中間爪、腹爪)になってることを初めて知りました。だから割れ爪や二枚爪が起こるんですね。勉強になります。
それを改善するべく削りになったようですが、果たしてその性能はいかに?って感じです。
ちなみに価格は楽天市場で584円でした。爪切りとしてはわりと普通なお値段かと思います。高級なやつってウン千円しますもんね。
では手元に届きましたので改めてパッケージ紹介。
パッケージ表面。爪切りとは思えないキレイな夜空のデザインのパッケージです。
裏面は商品説明と使用方法が書いてあります。もちろん安心の日本製の爪切りです。
削るやすりは大まかなのと細部用に二種類あるようです。
取り出してみました。ペンのような形状で、専用の蓋まであり、爪切りとは思えないようなスタイリッシュさです。
粗いほうのやすりはこんな感じ。やや凹みのある形状のおろし金みたいです。
細かいほうのやすりはこんな感じ。粗目が少し細かくなって、扱いやすいように範囲が狭まったように見えます。
というわけでLet's削らない爪切りをやっていきます。本日のために爪を1週間半伸ばしました。
削っていきます。
力加減がわからないので1mmくらい削るのに1分くらいかかりました。
削り口がかなりキレイで、通常の爪切りで切ったときのようなとがり具合はどこにもありません。また爪上層の角張もなくなるので全体的に角のない爪に仕上がります。この爪やすりなら、爪で人を傷つける心配もなさそうです。
ただ、やすりを爪の下に置いていないと爪の上に粉が乗るので、掃除が必要になります。
次は人差し指でチャレンジ。
人差し指はやすりが指に接するまで削ってみました。
かなりキレイに削れました。ここで気づいたのですが、やすりで力強く削るよりは当てる感じで削った方が削りやすく感じました。力を入れても削れすぎないのはいいですね。
ただ、この人差し指のやすりで3分くらいかかっているので、爪切りの時間としては少々遅いかなと思いますね。
また、気づいたんですけど、どうやら爪の端っこはうまく削ることができなさそうです。
端っこは何か特別なやり方があるのでしょうか?知っている方がいたら教えてください。
やすり底部は外れるようになっており、中にはプラスチックの槍のようなものが入っています。
この槍の部分に静電気で爪の粉がまとわりつくようですね。
また、本体の方も振ってみると爪の粉がどさっと落ちてきました。かなり細かいので、舞い上がらないように注意してください。
というわけで、使ってみた感想を以下に記します。
☆良いところ
・形状がスタイリッシュでかっこいい
・かなりキレイに爪が削れて深爪の心配が皆無
・爪に角が発生しない
・やすりの削り粉がほとんど出ない
☆悪いところ
・削るのにめちゃくちゃ時間がかかる
・爪の端っこの方はかなり削りにくい
結論としては、ある程度通常の爪切りで長さを短くしてから、こちらの爪王を使用して仕上げを行うのがいいかなと思いました。通常の爪やすりよりも爪にかなり丸みが出て、なおかつツルツルの仕上がりになりますよ!
みなさんもこの爪王買ってみてはいかがでしょうか?