今回はこちらの記事の続編となります。まだ読んでない方は読んでみてください。
やっぱり食べたかった例のお菓子
前回、北海道あんまろんを食べた私ですが、どうしても亜種のあんぽてと、あんかぼちゃが食べたくて、わかさいも本舗に足を運びました。
そうしたらなんと、食べたかったあんぽてとが入った、わかさいも本舗の人気商品4種セットが売られていたので、思わず買ってしまいました。
こちらの内容物としては
・わかさいも本舗のおいしいまんじゅう
・北海道あんぽてと
・北海道あんまろん
の4つのセットになっています。お値段は587円/袋となかなかお手頃です。
残念ながらあんかぼちゃは入っていなかったので、別途購入することにしました。
今回は4種セットのそれぞれをレビューしていきたいと思います。
わかさいも
北海道お土産、わかさいも本舗の看板商品といえばこちら
そう、わかさいもですね。
原材料および成分表示を見てみると、わかさ''いも''という割に「いも」が入っていません。
それはなぜか?公式の商品紹介では以下のように書かれていました。
芋を使わず洞爺湖周辺の大福豆を主原料に餡を作り、芋の筋に見立てて細かい昆布を入れ、 焼芋の色にするため卵正油を塗って焼いています。芋に見立てるため皮は非常に薄く、 大福豆の餡を使うことで粘りを増し、2つに割ると焼芋を割った時の様に割れ、 筋に見立てた昆布が表れます。
さつまいもの取れない北海道で、「やきいも」を表現したお菓子。 和菓子で醤油を使用したのは日本で最初。
要約すると「さつまいも」を模した餡のお菓子であることがわかります。しかしお菓子に昆布とは...合うのでしょうか?
実際のわかさいもはこちらです。外見は美味しそうな焼き目がついたスイートポテトといった印象です。
芋は使われていませんが、焼いたジャガイモの香ばしい匂いがします。不思議です。
中から緑色の糸のようなものが出ていますが、これは昆布のようです。
食べてみると、外の皮はしっとり、餡はほっくりとして甘くておいしいです。まるで食感はふかしたジャガイモのようです。餡での再現度が高すぎます。
昆布もいい仕事をしていて、程よい粘り気、塩味と旨みを与えてくれています。なかなか美味しいです。
半分はレンジで温めて食べてみました。温まると中の餡の食感が変わり、水分を含んだようなしっとり感が生まれます。ただ、これにより劇的に美味しくなったかは微妙です。温めは好みかもしれません。
わかさいも本舗のおいしいまんじゅう
もう自分でおいしいと言ってハードルを上げているまんじゅうです。果たしてどの部分が美味しいのでしょうか?
原材料はこんな感じ。黒糖、みりん、醤油を使っているので、独特の旨みを連想させるようなおまんじゅうです。
栄養成分はこんな感じ。
開封してみると見た目は普通のお饅頭でした、割ってみるとみるとこんな感じ。
香り等はありません。というか無臭です。あくまで味で勝負というところでしょうか。
食べてみると、皮はねっとりとした食感ですが、なぜか歯切れが良く、歯に張り付いたりなどはいっさいありません。不思議です。
餡の方は通常のあんこに黒糖の風味が合わさっており、すっきりとした甘さになっております。あまりにすっきりしすぎていて、何個でも食べられそうです。
認めましょう。これは美味しいお饅頭です。
レンジで温めてみたところ、これがかなり美味しい。温まったことで餡がふっくらして、炊き立ての餡子になります。また、黒糖の風味も強化され、深みのある甘さになります。
温めるとさらに美味しい饅頭です。
北海道あんぽてと
あんまろんの原初(冒頭で亜種とか言ってますが間違いです)、あんぽてとです。
こちらは高級な和紙のようなパッケージに入っています。
原材料を撮るのを忘れていたので、栄養成分のみです。さつまいもを使用している割にカロリーは意外と低めです。
開封してみるとこんな感じ。夜空に浮かぶお月様みたいですね。
割ってみると中は普通に餡子といった感じです。鼻先1cmくらいまで近づけると、ほのかにスイートポテトっぽい香りがします。
食べてみると、外側はかなりお酒の風味が強いスイートポテトです。かなり大人向け。甘さはガツンと来るくらい甘いです。正直、中の餡は味がよくわかりません。餡が霞むくらい外側のスイートポテト部分のインパクトが強いからです。
わりかし人を選ぶ美味しさかなと思います。筆者はお酒ダメなのでちょっと苦手です。
ちなみにレンジで温めてもなっただけという印象です。口当たりは良くなりますが、美味しさとしてはレンチン前と大差ないです。
北海道あんまろん
こちらについては以前に記事を書いているので、割愛させていただきます。
北海道あんかぼちゃ
人気商品4種セットのラインナップにはありませんが、あんまろんの記事を省略したののと、個人的に食べたかったので+1としてこちらを紹介させていただきます。
ホームページの紹介では以下のように紹介されています。
北海道産の有機栽培かぼちゃを使用した自家製かぼちゃ餡を、北海道産の有機栽培かぼちゃの皮を使った餡で包みました。ほっくりとした甘みがお口の中でふんわり広がる和風すいーとかぼちゃです。
かなり贅沢にかぼちゃを使ったお菓子のようです。秋の味覚として非常に期待ができますね。
パッケージはあんぽてと、あんまろんと同じ和紙のようなパッケージです。
原材料を撮るのを忘れていたので、栄養成分のみです。カロリー的にはけっこうヘルシーなお菓子に見えます。
かぼちゃの皮を使っているだけあって、とても自然ないい色をしています。
匂いはかぼちゃというよりはあんず酒みたいな匂いがします。シナモンやナツメグが入っているらしいのでその香りでしょうか。
割ってみました。たぶんあん○○○史上いちばん硬いです。そこもかぼちゃを再現しているんですね。
皮だけでなく断面もとてもかぼちゃっぽいです。
食べてみると、最初はまったくかぼちゃの味を感じません。風味はシナモンとナツメグ、そして抹茶ような風味がし、ほのかに甘くほのかに苦味のある大人な味わいです。ただ、そのあとからじわりじわりとかぼちゃの風味が利いて、「あっ、かぼちゃだ!」と気づきが生まれます。
特に驚きなのが、餡がとても自然なかぼちゃの甘さということです。ほかの「あん○○○」シリーズはかなり甘く、自然な印象を受けませんでしたが、こちらは違います。そのままの蒸かしたかぼちゃを食べているようです。
こんなに素材の風味をうまく生かし、スパイスによって昇華させたお菓子は初めてです。とても美味しい。
電子レンジで温めると、スパイスの風味が少し抑えられ、食感もほっくりして蒸かしたかぼちゃを食べている気分になれます。なんというか安心感のある味になります。
おわりに
今回のご紹介いかがでしたでしょうか?私としては、おいしいおまんじゅうとあんかぼちゃがリピート確定の美味しいお菓子かなと思いました。
上記お菓子は公式HPや各ECサイトで購入することが可能です!秋の食べ物がおいしいこの時期。皆さんも買ってみてはいかがでしょうか?
☆公式HP
☆各ECサイト