知育菓子の現在を知るコーナーの2回目です。
ちなみに前回はねるねるねるねを紹介いたしました。
今回紹介するのはこちらのグミつれたという知育菓子です。
なんかパッケージを見てすごく面白そうだったので買ってしまいました。
こちら知育菓子でおなじみのクラシエから発売されている商品です。公式ホームページで以下のように紹介されています。
ストローを使って、そーっと釣り上げよう!
水と粉で、なが~いグミになる手作りお菓子です。
なが~く釣り上げたグミは、モコモコあわソースにつけて食べよう!
グレープ味のグミが楽しめます。
どこまでなが~く釣り上げられるか挑戦してみよう!
とりあえず長いグミができるお菓子だそうです。友達と一緒に作ると、グミの長さで勝負とかできそうですね。
パッケージ裏面はこんな感じ。成分表とか作り方が書いています。
成分表を詳しく見ると、どうやら乳酸カルシウムの水溶液にアルギン酸ナトリウムを加えてゲル化させる反応を用いているようです。
反応についてわかりやすく説明した図があったので、お勉強したい方は以下リンクを参照ください。
【自由研究】水のボールをつくろう しくみ | Honda Kids(キッズ) | Honda
開封してみるとこんな感じ。知育菓子おなじみのトレイと色とりどりの袋が入っています。ストローはなかなか見ないのでちょっと珍しいですね、何に使うんでしょう?
ではここからは作り方を見ながら作っていきます。
容器内側の線まで水を入れます。
ジュースのもと(おそらく乳酸カルシウム)を入れて、混ぜていきます。
意外とダマになったので、よいこのみんなは少しずつ入れて溶かしましょう。
もう片方の容器にあわソースのもと(おそらく重曹と酸化剤の粉末)を入れ、水を加えます。
すごく泡立ちました。これぞ化学反応って感じでワクワクしますね。
ここでようやくストローの出番です。
ストローをジュースのもとの液に沈め、その上にグミのもとをかけるというか乗せる感じで盛っていきます。
そうして静かに引き上げていくと...
おっ!....
おおっ!....
おーーー!すごい!
引き上げていくごとに、するするとグミができていくではありませんか!これは楽しい!
一瞬、童心に帰る30歳がここにいました。
ちなみになんかこのグミ、舌みたいだなと思ったのは内緒です
できたグミをストローから外して、あわソースに浸して食べてみます。
食べてみた感想は、グミなのかなぁ?という印象です。グミというには弾力がなさすぎて、ゼリーっぽい食感です。
味は化学っぽいグレープの味です。あんまり美味しいとはいえないかな...?
泡の方は酸味があり、シュワシュワしてて美味しいです。
あと、グミを引き上げた直後にあわソースに投入したので、若干グミが粉っぽかったです。それを防ぐためには引き上げた直後に、ジュースのもとに二度漬けして、完全に反応を完了させてからあわソースに移行するといいと思います。
最後にジュースのもとも美味しく飲めるそうなので飲んでみました。
ジュースの元は少し粘り気のあり、淡く甘い液体です。何味か?と聞かれると正直何味かはわからないというのが感想です。
カルシウム分接種としては、まあ美味しく飲めるかな...?
なんというか、美味しさはいまいちでしたが、作っている時の化学反応が派手でとても楽しい知育菓子でした。小さなお子さんがここから化学に興味を持ってくれると嬉しいですね。
お子さんがいるご家庭で教育兼お菓子として買ってみてはいかがでしょうか?もちろん大人でも楽しめますよ!
それではまた次回!