こんにちは!
先日、北海道旭川市に旅行に行って来ました。目的はゴールデンカムイの聖地と言われている北鎮記念館の訪問です。
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/hokutin2/top.html
北鎮記念館が何かを知らない方に簡単にご説明しますと、過去の北海道の屯田兵や旧陸軍第七師団の貴重な資料を展示している資料館です。
※屯田兵:兵士を遠隔地へ派遣し、平常は農業を営むかたわら軍事訓練を行い、いざ戦争が始まったときには軍隊の組織として戦うことを目的とした土着兵のこと
※旧陸軍第七師団:大日本帝国陸軍の師団の一つ。北海道に置かれた常備師団として北辺の守りを担った重要師団。
外観は煉瓦造りで歴史を感じますが、2007年に3代目新記念館として建てられています。実は新しい建物です。
入館料はなんと無料で、アプリをダウンロードすることで館内の案内を聞くことができ、とても良心的&ハイテクな資料館となっております。すごい。
中ではゴールデンカムイ作者のサインや、作画の参考資料が見られました。
他、館内資料の中ではアッツ島の玉砕に関する資料や手紙がかなり心に響き、少し涙しました。気になる方はぜひ自分の目で見てみてください。
資料館の話はこれくらいにして、本日の本題。
資料館の中にはおみやげ販売スペースがありまして、そちらでは軍やゴールデンカムイにちなんだおみやげが多数売られています。その中で1つユニークなものを見つけました。
それがこちら、
初代第七師團長の土クッキーです。
土って普通お菓子に使う名前なのかな...と思いましたが、珍しいネーミングとどんなお菓子なのかが気になって買ってしまいました。ちなみに価格は500円くらいだった気がします(うろ覚え)。
ちなみにこちらのお菓子はどちらにも紹介やレビュー等はなかったので、ぶっつけ本番で紹介していきます。
改めてパッケージ表面から紹介。
実はパッケージは2種類あって今回紹介するのはそのうち1種類です(中身は一緒)。どんなパッケージか気になる方は実際に買いに行ってみてください。
裏面は原材料表示。
原料を見た感じはアーモンド系のクッキーのように見えます。
開けてみるとこんな感じ。
おお...!確かに土っぽい感じの見た目。濡れた土と乾いた土に見えるコントラストもリアルです。ちなみに触ってみると粉っぽいのでさらに土です。
中を見てみると、通常のクッキーよりも細かな粉末がミチっと詰まっているように見えます。
食べてみると、食感は土っぽい...というよりは粉雪のようです。口に入れるとほろほろと崩れて、スッと溶けてゆきます。クッキーではなく落雁に近いかもしれません。
味の方はココアが強めで大人な味わいです。あれ?ココアって原材料に入ってたっけ...?ですが、苦すぎることはなく、クッキーの甘みがちょうどいいバランスで美味しく食べられます。程よく塩味も混ざっていて、甘みと苦みに深さを与えています。
正直言って、かなり美味しいクッキーだと思います。
筆者はあまりクッキーが好きではないのですが、この土クッキーは推せると思いました。
みなさんも北鎮記念館を訪問して、この美味しい土...もといクッキー食べてみてはいかがでしょうか?
次回は北鎮記念館で買ったお菓子以外のおみやげの紹介もしようと思います。お楽しみに。