とりあえずやってみようぜ!

アラサー男子が、世の中のいいものを自分で試すブログ。最近は珍しいお菓子の紹介にお熱。皆様の生活の潤いになれば嬉しいです。週一更新が目標。

アラサー男子、人生初の靴磨きをしてみた

みなさん、革靴を磨いたことはありますか?

恥ずかしながら、私は1/3世紀弱生きてきて一度もありませんでした。

そもそも革靴を履くこともほとんどなく、買ってから汚くなることもほとんどないだろうと思っていたからです。

 

加えて、コロナ禍でさらに出張や外出が皆無になったので外に出る機会がなくなり、革靴の出番は皆無となっていました。

しかし先日、近親者が結婚することになり、そこで急遽革靴が必要になったわけです。

 

あわてて革靴を確認すると、靴は埃まみれで色もくすんでいました。

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正直あまりの汚さに、靴に対し「ごめんなさい」という気持ちがいっぱいになりました。

そして、靴への贖罪のため、新たに靴磨きというスキルを得ようと思った次第です。

 

と、いっても靴磨きをするのは初めてで、ズブの素人です。何を揃えたらいいのかもわかりません。

そこで、おなじみグーグル先生に「靴磨き 初心者」で聞いてみました。

するとこのようないかにもな靴磨きセットが出てきました。なるほど...こういうセット商品があるのかと同時に、靴磨きに悩む方って多いんだなと感じました。

画像に一緒に載っているサイトでも、このようなセットを推していたのでとりあえずこれを買うことにしました。お値段は3042円に加え、このセットの中に色付きのクリームがなかったので黒のクリームも買ってみることにしました。

 

というわけで届いたのが高級感のあるこちら。ギフト物ではありますが、それを抜いてもかっこよさが目立ちます。本当に靴を磨く用のセット??

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開けてみるとこんな感じ。
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内容としては
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左上:クリーム塗布用ブラシ

左真ん中:グローブクロス

左下:汚れ落としローション

右上:豚毛ブラシ(黒)、馬毛ブラシ(黄)

右上:シュークリーム(透明?)

となっていました。


ではマニュアルに従い靴磨きを実行していきます。

①馬毛ブラシで埃や細かい砂などを落とす

靴は玄関に野ざらしでおいてあったのでめちゃくちゃ埃がたまっていました。
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馬毛ブラシで埃落とし後。けっこう強めにやった気もしますが傷はつくことがなくやや黒の質感が変わったように思います。

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②ローションで汚れを落とします

とりあえず古着から布を作り出し、ローションを染みこませて靴の汚れを取っていきます。ちなみにけっこう有機溶剤系の匂いがするので換気が必須です。あともしかすると服の染料が移るかもしれないので、できれば白い布でやるのがいいかもしれません。
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実際に拭いてみましたがまあこれが汚い。余りの汚さに「汚っ!」って自室で叫んでしまいました。
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汚れを取り終わったのがこちら。少し白っぽい感じになりました。

ところどころ白いほこりみたいのが見えますが、布の繊維です。
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③靴にシュークリームを薄く塗る

正直、どのくらい塗ったらいいのかわからないのでここは手探りです。
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とりあえず蓋についていた分を取ってみて、ここで「あれ...?これってもう黒色にしか使えなくない?」と思いましたが、気にしないことにしました。
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塗ります。
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塗ったのは少量でしたが、クリームの伸びが良く、あの程度の量でも靴の1/4くらいは塗れている気がしました。
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クリームからテカリがなくなったところで次の工程に移ります。

 

④豚毛ブラシで靴を磨きこみ、グローブクロスで磨く

この工程を見た時に、「ブラシけっこう固いんですけど靴とか傷つきません??」って思いました。ちょっと躊躇しています。f:id:LEVANS-SAKURA:20220912120953j:image

 

が、勇気を出してやってみると意外と革というものは丈夫で、磨きこんでも傷は入りません。
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この後、グローブクロスという手にはめられる磨く布(撮影忘れた)で磨き終わったのが写真左の靴です。磨き終えると靴の光沢とキレイさが全然違います。なんというか達成感があります。
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靴磨きが趣味という方を知っていますが、この達成感がその趣味の原動力になっている。そんな気がしました。

 

もう片方の靴も同じ手順で磨いてこの通りです。とてもキレイになりました。

これで式にも無事に参列できそうです。

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当初、靴磨きはかなり面倒に思っていましたが、やってみると意外と楽しかったです。式が終わった後もすぐにお手入れしたいくらいには好きになりました。

 

皆さんも革靴、磨いてみてはいかがでしょうか?意外とストレス解消になるかもしれませんよ。

 

 

※注:革靴が2種類以上ある場合、色が移る可能性があるのでブラシ等は別に分けたほうがいいと思います。その場合は...2セット買いましょう(笑)

それではまた次回の記事でお会いしましょう!