もなか屋の和菓子お試しセットについて
お取り寄せでこのお店のお菓子を試し食べしたい!でも1個でいい!って時あるじゃないですか。でも、送料の都合上バラ売りは絶対してくれないんですよね。
ですが、そんな要望に応えて、自社のお菓子を種類ごとに1個ずつお試しパックにしている素晴らしいお店がありました。
それがこちら。
館最中本舗湖月庵のもなか屋の和菓子お試しセットです。
実はこちらのお店の看板商品である「館最中」と農林水産大臣賞を受賞した「きぬのまゆ玉」は前からチェックしていていつか食べたいなと思っていました。
ただ、どちらも買うとお値段が張るのと個数が多いので悩んでいた次第です。
今回、ちょうど上記2つに加えて、いろいろ入ったお試しセットが販売されていたので買ってみました。
ちなみに価格は6種類入って1,690円でした。
パッケージ紹介
実物がこちら。外装表面。
なんとなく日本家屋にある襖(ふすま)っぽいデザインですね。歴史を感じます。
裏面も同じような感じです。
開封してみました。中にはパンフレットと6種類のお菓子が入っています。
ちなみにどら焼きとやかたもなか(館最中とは別物)は味ガチャでどら焼きは黒糖とバターのどちらかで、やかたもなかは黒糖とマロンのどちらかになります。
私の場合はどら焼きは黒糖でやかたもなかはマロンでした。
中のパンフレットはとてもきれいな装丁です。
ここに出ている三舘とばらっぱ胡桃餅は今回のボックスに含まれていないのでご用心。
今回は6種類の中から3種類を紹介します。残りは後編で。
館最中
はじめに館最中本舗湖月庵の看板商品、館最中を紹介します。
第19回全国菓子大博覧会名誉大賞を受賞している有名なお菓子のようです。
公式では以下のように紹介されています。
『館最中』は、第十九回全国菓子大博覧会(名誉総裁 高松宮宣仁親王殿下)で、名誉大賞も受賞した登録銘菓。地元茨城県西地域の方に特に評判で、今もなお30年以上の大ヒットを続けているボリュームたっぷりの逸品もなかです。
北海道産大粒小豆を使用し、皮が歯にくっつかないと好評です。
小麦・乳・卵も未使用で安心の菓子博覧会名誉大賞の和菓子です。
実際のパッケージはこちら。
パッケージは普通の最中といった印象です。
成分はこんな感じ。原材料から察するにお餅が入っているようです。
開封してみるとこんな感じ。最中生地がけっこう脆いので、きれいに取り出すのに苦労します。
館のマークの主張が激しい。
割ってみました。美味しそうな餡がぎっしり詰まっています。
ぎっしり詰まっているからか、持ってみると重く感じます。
わかりにくいですが、餡の中に擬態してお餅が入っています。けっこう大きい。
食べてみると、最中はさくさくです。餡の水分が移ってフニャフニャになったりはしていません。さすが高級最中。
餡の甘さはけっこう強めですが、しつこくなくキレのいい甘さです。
北海道産の小豆を使っているからか、餡も風味豊かでかなり美味しいです。
餡の中には程よい量の求肥が入っており、満足感もあります。
これ、筋トレ後に食べたんですが、疲労した体に染みわたる甘さと満足感を感じました。
ちなみに、商品紹介で皮が歯にくっつかないと書いてありましたが、歯につかないだけで、口の中にはくっつきました。ご用心。
築西銘菓館どら。黒糖風味
第23回全国菓子大博覧会技術優秀賞を受賞した、どら焼きです。ちなみにどういったところの技術が評価されて受賞したのかは不明です。
公式ホームページでは以下のように紹介されていました。
茨城県産のプレミアム卵『奥久慈卵』を使用した生地で、北海道産の厳選された大納言小豆と大粒の高級白ざら糖で練り上げた小豆餡をはさみました。
職人が一枚ずつ手焼きで仕上げた生地は、しっとりとして、食べた瞬間に豊かな小豆の香りが広がります。
パッケージは普通のどら焼きといった印象です。
原材料と成分表はこんな感じ。
どら焼きなのでカロリーはお高めですね。
成分表に気になる文字が...
クロレラエキス!?
どら焼きに入れるにしては革命的な成分でした。
ちなみにクロレラエキスは、20数億年前から生息しているほぼ球形をした淡水性のプランクトンのクロレラからとれる成分で、「恒常性維持機能(自分の体を常に健康に保とうとする力)」に役立つ成分であることがわかっており、病気にかかりにくい健康な体質を強力に維持する効果があるようです。
(参考:クロレラとは? | 株式会社ノーベル)
他に入っている黒糖も健康にいいし、健康を考えたどら焼きなんでしょうか...?
パッケージを開けてみるとこんな感じ。きれいなこげ茶色です。
匂いは普通のどら焼きっぽい甘い匂い。
横から見るとけっこう厚みがあります。
はみ出した餡がミミックの舌みたいに見えなくもないですね。食べられそう。
割ってみるとこんな感じです。生地に均等な空気の空孔があって、ふわっとキメ細やかな食感が期待できます。
生地がこれでもかと言わんばかりの黒糖の味がします。もはや、かりんとうに近いです。こういうがっつりとした黒糖味には好感が持てます。
生地自体の食感はさっくりと歯切れが良い感じです。食感が素晴らしいので、ここが技術優秀賞の努力部分なのかなと思います。
中の餡は粒あんで、黒糖のコクと合わさって上品な甘さに仕上がっています。
なかなか美味しいです。
栗まん
今回3種類の中で唯一、何も受賞していないお菓子のようです。
公式では以下のように紹介されていました。
白餡のなかに丸ごと栗一粒を入れ焼き上げた、やわらかい栗が絶品の栗まんじゅう。
茨城県は日本一の栗の産地です。
生地には、茨城県産のプレミアム卵『奥久慈卵』を使っています。軟らかく煮上げた栗の風味をお楽しみください。
茨城県って栗の有名産地だったんですね。勉強になりました。お味のほうも、すごい良い卵を生地に使っているようで、期待できます。
パッケージはこちら。ピンク色が鮮やかです。
原材料と成分表。普通のお饅頭っぽいです。
成分表を注視してみましたが小さいわりにすっごくカロリーが高いです。ダイエット中の型は注意してください。
パッケージを開けてみると香ばしそうな色をしたお饅頭がお目見えします。
若干ですが、焼きたてのクロワッサンみたいな香ばしい匂いもします。
切ってみるとこんな感じ。丸ごと1個の栗はインパクトありますね。
食べてみると激烈甘いです。生地の中の白あんが特に甘くて、生地自体の美味しさがあまりわかりません。ただ栗きんとんは相対的に甘さ控えめで普通に美味しいです。
お饅頭系はレンチンしたほうが旨いと思ったのでレンチンしました。
レンチンすると、栗がほくほくして美味しく、あんこの甘さが多少緩和して、食べやすくなりました。まるで出来たてのお饅頭のようです。
レンチン推奨ですね。
後編に続く↓
comming soon