北海道の味「雑木林」というお菓子があります。
北海道の味っていうけど、海鮮でもなく農畜産物でもなく食べ物でもない雑木林なの?というツッコミが入りそうなネーミングですが、安心してください。
以下の写真のような、キレイなお菓子です。
こちら、北海道のお菓子メーカーである壺屋さんの商品です。
壺屋さんは以前にき花のアールグレイレモン味を食べた際に紹介しております。よろしければこちらの記事も読んでみてください。
今回、ご紹介する雑木林は公式では以下のように紹介されています。
装い新たに新発売。
「雑木林」は1959年(昭和34年)天皇陛下のご来道と植樹を記念して生まれたお菓子です。半世紀を過ぎ、自然の象徴である鳥と木をモチーフに、パッケージをリニューアル。お菓子もいっそうやわらかくおいしくなりました。北海道の森や街がいつまでも、鳥たちが集まる豊かな場所であるよう願って、これからも心を込めて「雑木林」をお届けしていきます。
(壺屋総本店は「雑木林」をご縁として、バードハウス環境保護運動に取り組むNPO「フェザードフレンド」の活動を応援しています。)
ふんわりサクッとした食感のブッセ。季節のジャムと甘さを抑えたクリームを、口溶けよく仕上げてサンドした壺屋自慢の焼き菓子です。
味が雑木林というわけではなく、自然豊かな場所をイメージして作ったので雑木林というネーミングなんですね。すばらしい。
そしてどうやら、ブッセタイプのお菓子のようです。
価格は5個入り891円で、可もなく不可もなくといった金額です。大勢に買っていきたい場合は、21個入り3620円のものもあります。大容量のものがあるのは便利ですね。
雑木林ですが、味の種類としてストロベリー、アロニアベリーが常設で、さくら、塩バニラ、レーズンクリーム、チーズクリームが季節限定であるようです。
今回は、アロニアベリーとレーズンクリームが手に入りましたので、そちらをご紹介いたします。
アロニアベリー
アカゲラというキツツキの仲間がモチーフに書かれています。パッケージの肌触りも和紙っぽくて高級感があります。
1個あたり163kcalでブッセとしてはまあこれくらいあるでしょうといった印象です。
頂いた時から賞味期限まで10日ほどでした。
開封してみるとこんな感じ。ふわふわに見えるパンケーキ生地に白い粉砂糖が乗っかっていて、さながら雪景色を連想させます。
側面はこんな感じ。なんか中に牙とかあって襲ってきそうなイメージがあるのは私だけ?
割ってみると中から鮮やかなアロニアクリームがお目見えします。
香りは焼きたてのシフォンケーキのような匂いです。とても美味しそう。
原料には入っていませんがなぜかチョコっぽい匂いもします。なぜだろう...?
食べてみると、生地はしっとりとしながらわずかにもっちりという食感のよい生地です。紹介ではふんわりサクッでしたが、サクッ感はあまりありませんでした。
アロニアクリームはかなり酸味が抑えめのブルーベリーのような味がします。
ブッセもクリームも際立った主張はありませんでしたが、そのぶん穏やかなまったりとしたお菓子といった印象です。
レーズンクリーム
こちらはツグミの絵が描かれたパッケージです。他の味もこんな感じで違う鳥が描かれているのでしょうか?
こちらはアロニアよりも若干カロリーが高めです。
ブッセ自体の見た目もアロニアと一緒です。
割って中を見てみるとそこには大量のレーズンとクリームが!見てるだけでその高カロリーの魅力に引き付けられます。香りも芳醇なレーズンの甘い香りがします。
こちらも生地はしっとり、わずかにもっちりという食感のよい生地です。
バタークリームはかなり主張が薄めで、クリームの滑らかな食感を出すためだけにあるような印象です。
クリームは微妙ですが、レーズンがとにかくおいしいです。レーズン自体の粒が大きいうえに、噛むとラム酒の風味が一気に広がり、少々天に上るような幸せな気持ちになります。レーズン好きにはたまりませんね。
しかもこのレーズンは量もかなり入っておりますので満足にはこと欠きません。
こちらもなかなか美味しいお菓子でした。
皆さんもこの北海道の味、雑木林を味わってみてはいかがでしょうか?
購入は以下から可能です。
☆公式
☆他、ECサイト
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